〈設計の指針〉
デザイン・設計においては、小さなプロダクトから住宅、大型施設の計画まで、
あらゆる案件において、常に新しいチャレンジを続けていきたいと思っています。
デザインで新しい可能性を追求することと、バランスがとれたマネージメントで
期間、コスト等コントロールをすること両方を追求していくことが重要だと思っています。
〈住宅〉
住宅に関する要望は十人十色です。
人それぞれ、働いている時間帯も、リラックスの仕方も、家族間の関係も違います。
子供の育て方にも老後の生活にも、「正解」や「一般解」はありません。
百人いれば百のプログラムがあり、百通りの設計のアプローチとなり、
出来上がる家もそれぞれ依頼された方の個性が表出したものになります。
重要な事は、その家に暮らすだれもが、毎日の生活が豊かになる。健やかに暮らせる。
その手助けができる空間を造ることが住宅設計に対する私たちの考えです。
また、ハード面では建築の環境性能、耐震性能、照明計画など、ソフト面では家族間のコミュニケーション、リラックス空間の創出などは常に最重要事項です。
〈環境〉
環境の問題はどの分野であっても、考えずに済ませることができない時代になりました。
次の世代のために、私たちが今できることをするのに躊躇はありません。
CO2削減のため、太陽電池、風力発電などを取り付けることはもちろんすばらしいことです。
しかし、必ずしも自然条件がその発電に適した場所ばかりではありませんし、
それらが一般の人にとってはまだまだ価格的に二の足を踏むものであることもたしかです。
こらからどんどん発展、変化していくと思われる環境テクノロジーの今後のことを考えると、
環境に良いとうたった設備を今取り入れていいかどうか迷いもありますが、
しかし、建築には他にも環境に対して配慮するためのアプローチがいろいろあります。
空調設備に頼らずに快適に暮らせる環境性能の良い家は間接的にCO2削減に貢献します。
また、建築が解体されるときに出る多量の廃棄物のことを考えると、
長い期間変わらず快適に暮らしていける、愛着を持ってもらえ存続し続ける建築を設計することは
私たちにとっての大きな課題です。
〈プロセス〉
私達が設計の過程で大切にしていることは、形や見た目のデザインが先にあるのではなく、依頼主のご要望、周辺環境・構造、環境性能、などの検討事項を常に設計に反映させ、クライアントとの対話から受けるインスピレーションも鑑みながら、まずプロジェクトを成長させること。さらに対話を重ねたことを何度もフィードバックし完成に導く。というプロセスを丁寧に行う事を心がけています。




