2021.04.20

–土地活用–【競争しない賃貸住宅 vol. 5】

◎コラム 設計事務所と考える賃貸住宅 

▪本当の差別化とはなんだろう
必要とされ続ける建物になるためにはプロジェクトのグランドデザインが不可欠です。



—万人に受け入れられる事が選ばれる住宅なのか

 「いわゆる普通の賃貸住宅ではこれからは厳しいのではないか」とお考えですか?
たしかに今後の人口減、借り手のニーズの多様化や日常を大切にするライフスタイルを求める人が多くなってきたことなど、ただ建てれば入居者が入る時代ではなくなってきています。
 弊社で土地活用を考える場合は、建築設計事務所と一緒に様々な物件を実際に企画・運営しているコンサルと連携し、全体の資産運用の中でどんな物を企画していけば良いか、目的に照らし合わせた資金計画と並行しながら、オーナー自身の人生設計や考え方を取り込んで企画設計していきます。表面的な利回りだけではなく、建物が社会資本としてそこでどう生かされるかを考える事で手応えのある土地活用になり、運営指針がはっきりした建物にはそこに共感する借り手がいます。本当に魅力的な建物は、「外観デザインがいい」「ユニークな建物である」ということだけではなく、そこにオーナーの考えや個性がにじみ出てこそ力のある建物になり、設計過程で考えたことがその後の運営指針にもなります。
 資産運営を主体的に考えるクライアントとチームになって、グランドデザインを考え、資金計画と企画・設計のバランスをマネージメントしながら時間が経っても魅力のある建物を設計することが私達の役割です。

企画部分をしっかり決めたらぶれないように3Dやアニメーションで確認しながら設計を進める。





◎コラム 設計事務所と考える賃貸住宅 
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【競争しない賃貸住宅 vol.2】  ▪個性的な外観デザインは本当に集客効果があるか
【競争しない賃貸住宅 vol.3】  ▪レンタブル比MAXだけで大丈夫か
【競争しない賃貸住宅 vol.4】  ▪ずっと新築のまま、という建物はありえないなら…
【競争しない賃貸住宅 vol.5】  ▪本当の差別化とはなんだろう